どうも、みずきちです。
好きな人とするデートは付き合う前の3回目が大好きです。
なんとなく付き合えるんだろうな、という感覚をお互いに抱いていることを感じられるのが理由です。いまのところその感覚が外れたことはないですが、もし相手がそんなこと一切思っていないとしたら相当痛いやつです。
恋愛とはお互いの気持ちを分かりあうことが大切です。
好きな食べ物は何だろう、この人は自分のことをどう思っているんだろう、自分のどこを好きになってもらえるだろうか、と。逆に言うと、相手の心を揺さぶることができれば一気に可能性は高まるわけです。
今回は相手が思わず揺さぶられてしまうような心理効果をいくつか紹介します。
好きな人がいるのであればぜひ活用してみてくださいね。
ツァイガルニク効果
例えば楽しく連絡を取り合っていたのに、突然返信がこなくなってしまったら。もう少し一緒にいたいと思っていたのに早く解散になってしまったら。
つい相手のことを意識してしまいませんか?
恋愛指南みたいなことを言っていますが、相手のことが気になることにはきちんとした心理効果で説明ができます。
ツァイガルニク効果というのですが、人は終わったことよりも途中になっていることのほうが記憶に残りやすい傾向にあります。何らかの欲求に対して未達成の場合だと緊張状態が持続しやすいのです。
先ほどの例でいえばやり取りがひと段落していなかったり、早い解散によって満足感を得られていません。そのせいで相手のことが気になってしまうのです。
ザイオンス効果
好きな人とはなるべく接点を持ちましょう。当たり前のことかもしれませんが、かなり重要です。
人は良く耳にする商品や目にするものなど、親近感のある物事に対して好感を抱く傾向にあります。オリンピックや高校野球のテーマソングが、最初はそこまで好きな曲だと思っていなかったのに大会終これをザイオンス効果、単純接触効果というのですがもちろん人も例外ではありません。
会えば会うほど、相手の印象に残れば残るほど好感を持ってもらいやすくなるのです。(もちろん嫌われていないことが前提ですが…)
ハロー効果
人や物に対する一つの印象が、総合的な評価につながってしまうことをハロー効果といいます。
たとえば好きなタレントがCMに出演しているからその商品を高く評価するとか、権威ある賞を受賞しているからという理由で、よくわからない美術品を素晴らしいものだと思い込んでしまうなどというときはハロー効果が働いています。
恋愛でいえば、好きな人が気に入っているブランドのアクセサリーやアイテム、デザインがわかるのであればそれを身に着けるなどが良いかもしれません。しかし少々重く感じられる可能性もあります。キャラクターのキーホルダーなんかが無難でしょう。ハロー効果とまでいかなかったとしても共通点として話のタネにはなりますし。
返報性の原理
人は他人から親切にしてもらったり恩を感じたらそれを返したいと感じます。
恩着せがましいことをする必要などありません。相手のことを思って、好きな人にただ優しくしてあげましょう。嫌な気持ちになることはないでしょうし、恩を返そうと接触する機会も自然と増えます。
付き合っていない段階でプレゼントを贈るのは気持ち悪いと思われかねません。
なにかを貸してあげるとか、困っているときに助けてあげるだけで十分です。
何せスーパーの試食販売程度でも返報性の原理が働いて売上が増加する傾向にあるのですから。
好きな人に対して親切にするというのはそもそも心理効果など関係なくてもすることだと思うのでさらに意識する程度で問題ありません。
ウィンザー効果
マーケティングで多用されている心理効果です。
メーカーのアピールをたくさん見ても、口コミサイトの投稿のほうが信ぴょう性を感じませんか?
当事者よりも第三者の評価を信用する心理のことをウィンザー効果といいます。
あなたの魅力を直接伝えるよりも、共通の友人に「あいつはいいやつだよ」と伝えてもらうほうが高評価につながりやすいのです。
共通の友人がいるのであれば、さりげなくできると吉です。
確証バイアス
有名なバイアスなのでご存じかもしれません。
一度信じたものや信念があるとき、その考えを補強する証拠ばかりを集めて、否定的な材料や意見は無視してしまうというものです。
あなたの魅力を好きな人に何とか伝えましょう。「素敵な人なんだ」という考えを持たせることに成功すれば、確証バイアスによって雪だるま式に好感を抱かせることができます。後述する一貫性の原理にもつながります。
一貫性の原理
人は自分の考えや行動に矛盾があると不快感を抱きます。
一貫性を持ちたいと思う心理効果です。
好きな人が、あなたに親切なことをしてあげたとしましょう。
後日あなたに対してそっけない態度を取ることは一貫性があるでしょうか?
好きな人からあなたへのプラスの行動や気持ちを引き出すことが大事です。
すると確証バイアスと合わせて好感度を高めることができるかもしれません。
自律性バイアス
選択や行動、意思決定のすべてを他人に決定されるとしたらどうでしょうか?
不愉快だし、なぜそんなことを決められないといけないのだと納得感は一切ないですよね。
人は自分の考えや意思、決断を自分の意思で決定したいと思っています。そして自らがコントロールできていると感じると、満足感を得られたりモチベーションが上がるのです。
そのことを自律性バイアスと呼びます。
でもデートに行くか行かないかを決定してもらうと断られるかもしれません。
決定してもらうのは、デートでどこに行くかであったり何を食べるかです。
「ドライブかショッピングかどっちの気分?」とか
「イタリアンかお寿司だったらどっちが行きたい?」とか
デートに行くことを前提に決定権を委ねてみましょう。
すべてのことをわざとらしく行わない
当たり前ですが、上記の心理効果が何よりも優先されるなんてことはあり得ません。
ザイオンス効果を狙って用もないのに付きまとってしまえばストーカー扱いされるでしょうし、ツァイガルニク効果のことばかりを考えてしまえばただの無視になってしまってむしろ距離が離れてしまう可能性があります。
あくまでもさりげなく、不自然にならない形で実施をしてみてくださいね。
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