仕事の場でローファーはふさわしいのか?

大阪生まれ大阪育ち。
独学で行動経済学を学んでいます。
本業で毎日文章を書いてばかり。

みずきちをフォローする
ビジネスシーンでローファーを履くのはあり?革製品

どうも、みずきちです。

普段はギリギリ社会人として笑顔を振りまいています。

ネクタイとジャケットを身にまとい本音を笑顔の仮面に隠す姿はさながら社畜ソルジャーな僕ですが、

この度ついにローファーデビューに成功しました。

ローファーというとカジュアルで、特に学生が履いているイメージを持つかもしれません。

ビジネスシーンにはふさわしくないのでは?と僕も入社して間もないころは思っていました。

しかし慣れというものは恐ろしいもので、そんなものどうだっていいぜとなってしまったわけです。

営業職という仕事柄多くの人と関わっているのですが、たまにファッションセンスあふれるオシャレ番長みたいな人に出会うこともあります。

そういった人は決まってくるぶしソックスとローファーを合わせているんですね。

僕もオシャレ番長になりたい!その一心でローファーを購入したのでした。

ローファーを購入した理由

オシャレ番長に憧れたのはウソではないですが、一番の理由は革靴を脱いだり履いたりするのは面倒くさいからです。

紐をほどいて、しまりを緩めて、足を通して、紐を引っ張ってしめて、紐を結ぶ…

面倒くさい!

特に営業先で革靴を脱ぐ必要があるときなんかは最悪です。見送りに来てくれた先方を待たせるのも気まずいから急いで履いたり、時にはかかとを浮かせた状態で退散することもありました。

だからといってかかとを踏んだり、紐を緩めていない状態で無理に履くと革がすぐダメになってしまいます。靴の形も変わってしまいますし最悪足を痛めてしまう可能性もありますから、できれば避けたいですよね。でもわかっていながらついついやってしまう。

貴方にもそんな経験はないですか?

その悩みを全て解決してくれるのがローファーだったのです。

だって靴紐がありませんから。なにも考えずに履くだけです。

そもそもローファーってなに?

ローファーとは靴紐のついていない革靴のことをいいます。現在は合皮のものやポリウレタンなどで作られたものもあります。

一般的な革靴などと比べて着脱が簡単なことから、「怠け者」という意味のローファーと呼ばれるようになりました。王族や貴族のルームシューズとして1920年代のイギリス生まれ、その後使い勝手の良さから外履きのカジュアルなファッションアイテムとして世に広まることになります。

そもそもは上流階級の室内履きだったんですね。

ビジネスシーンで使ってもいいの?

上述の通りローファーはどちらかというとカジュアルな靴です。

仕事にそんなものを履いていってもいいの?と思うかもしれません。

結論から言ってしまえば基本的に問題ないけど様子を見て決めるのが無難です。

なんともふわっとした曖昧な回答ですが、職場や取引先次第というのが正直なところでしょう。

ホテルマンや冠婚葬祭なんかのフォーマルな職業だと難しいかもしれませんし、普通の職場であっても不幸なことに上司がややこしい人だと難癖をつけられる可能性がありますよね。

ただ、僕の経験上フォーマルな業界以外の人は誰かしらローファーを履いています。

会社の同僚や先輩にローファーを履いている人がいるのであればもちろん問題はないでしょうし、例えば同業他社の人や取引先が普段からローファーだったら同様に問題なさそうですよね。

営業職や接客業であれば様子を見るのが無難ですが、内勤だったりで社外の人と関わらないのであれば上司がよほど面倒くさい人でなければガンガン履いていきましょう。

ローファーを履いているのか革靴を履いているのかでパフォーマンスは変わりませんから。

さらに言えば多様性の時代と言われるように今時ローファーか革靴かでギャンギャン騒ぎ立てるやつのほうがおかしいのです。あなたによほどのマイナスが起きない限りは無視していいですよ。

ローファーの種類

コインローファー、ビットローファー、ヴァンプローファー、タッセルローファー、キルトローファーの4種類に分類することができます。

それぞれ簡単に特徴を紹介していきます。

コインローファー

サドルと呼ばれる甲部分のベルトのようなところに切れ込みが入っているのが特徴です。

1950年代にアメリカの学生を中心に流行し、切れ込み部分にコインを挟むのがオシャレとされていました。そこからコインローファーと呼ばれるようになっていったんですね。

特に学生が履いているイメージが強いかもしれませんが、主張しすぎないのでビジネスシーンでも十分活躍できますよ。

ビットローファー

甲部分の金具が目に入りますよね。このような金具がついているものがビットローファーです。

イタリアのハイブランドであるグッチが生み出したビットローファーは、有名人たちが続々と着用することにより瞬く間に世間に広まりました。

ゴージャスな雰囲気ですが、金具が派手すぎるものだったりデザインによっては少し嫌味っぽくてビジネスシーンにそぐわない商品もあります。普段着ているスーツと合わせて違和感がないかどうかイメージしてから購入するのはいいかもしれませんね。

ヴァンプローファー

サドルや金具が一切ついていないデザインのものをヴァンプローファーといいます。コブラヴァンプと呼ばれることもあります。

非常にシンプルなのですっきりとした足元を演出できそうです。

シンプルすぎるが故に表面の加工でビジネスシーンで使用できるかが大きく変わってきます。

仕事で履くのであれば目立つデザインのものは避けましょう。

タッセルローファー

タッセルローファーには甲にリボンのような房飾りがついています。

アメリカでは「弁護士の靴」と呼ばれることもあります。上品でドレッシーなデザインは履いている人に気品を与えてくれますが、日本のビジネスシーンにおいてはふさわしいかというと微妙かもしれません。良くも悪くも主張が強いのでうるさい人に目をつけられてしまうでしょう。

もちろん履いてはいけないとは言いませんが、個人的には仕事用では避けるデザインです。

13周年【13%OFFクーポン 5/27 20時〜】ビジネスシューズ メンズ ローファー タッセル 蒸れにくい 幅広 4E 甲高 革靴 合成皮革 PUレザー コンフォート 小さいサイズ フォーマル 黒 No.6505 24.0-27.0cm LASSUU&FRISS ラスアンドフリス【セット割引対象1足税込3025円】

ローファーの選び方

コインローファーとヴァンプローファーはシンプルなのでどんなスーツでも合わせやすいです。

初めてローファーを買う方は特別なこだわりがなければどちらかにしましょう。

もちろんビットローファーやタッセルローファーがビジネスシーンにふさわしくないわけではないですが、どうしてもカジュアルよりになってしまいます。

色は通常の革靴と同じように黒もしくはブラウンを選ぶことになるかと思います。

ベルトの色と合わせることで統一感が出てオシャレに見えますよ。

そして一番注意しないといけないのはサイズです。

革靴やスニーカーと違ってサイズを調整することができません。ちょっと小さいくらいなら革が伸びるので馴染んでくるのですが大きいとどうしようもないのです。

かかとがパカパカ動くのであれば大きすぎます。靴擦れを起こしたり変な歩き方になって足を痛める可能性もあります。もちろん履くだけで痛いくらい小さいものはNGです。

あくまで目安ですが、普段履いているスニーカーより-1センチくらいをベースに考えましょう。

少し大きいくらいであればソールを敷くのもありです。

履き心地も良くなるので検討してみてください。

最後に

仕事中の服装やマナーを守るのは素晴らしいことですが、気にしすぎて無理をするのもよくないです。

同僚や取引先の人を見ると意外とパーマをあてている人やローファーを履いている人も結構いるものです。仕事だしビシッと決めないと…と思うかもしれませんが、いざやってみたら案外ゆるいです。

自分がしたいことを思う存分実現するのは仕事のモチベーションにもつながりますし遠慮することなくオシャレ番長を一緒に目指しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました